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みんながトゥルーバイパスにして、あえて回避しようとしているバッファーのことを、ちょっと考えてみました。

トゥルーバイパスって、ノンエフェクト時にエフェクター内の回路を通らないようにするスイッチング法なんだけど、なんであえてそんなことをするのか、まず考えてみよう。

ボスに代表される電子スイッチ式エフェクターは、ギターから来た信号をまずバッファー回路に通します。そして内部でエフェクト音とバイパス音を切り替え、最後にもう一度バッファー回路を通して出力させます。

なんでそんな風にバッファーとゆーものを通すのか。これはギターからの信号は「ハイインピーダンス」な信号で、簡単に言えば「電圧はあるけど電流が少ない」という信号です。すると、例えばノイズの電流が少しでも流れ込んだりすると、元々の信号の電流が少ないので大きな影響となって現れてきます。

次に「ローインピーダンス」な信号は、電流量が多いので、少しばかりのノイズによる電流ではそれほど大きな影響を受けません。バッファー回路というのは、電流量を増やしてハイインピーダンスな信号をローインピーダンスな信号に変換する役割をもっているのです。

参考に、ハイインピーダンスのままスイッチの切替をした場合と、ローインピーダンスに変換したあとのスイッチの切り替え時に発生するノイズを比較してみましょう~。

バッファーありでスイッチを切り替え
バッファーなしでスイッチを切り替え

buffswitch.gif


まぁバッファーありでもノイズが入るときは入っちゃうんだけど、バッファーがないと波形にも大きくクリックノイズが入ってることが分かりますよね。バッファーがはいってると波形ではあんまり現れてません。

ところで中学の理科の勉強で「電流と電圧」ってあったの覚えてますか?電圧は川を水の流れる勢い、電流は流れる水の量みたいなものと思ってもらいましょう。「流れる勢い」は川が枝分かれしても変わりません。しかし「水の量」は枝分かれするごとに減っていってしまいます。ギターからくる電流も同じで、エフェクター内の回路を通る度そちらに電流を持っていかれ、本線を流れる電流量はどんどん減っていってしまいます。それを補う役割がバッファーの働きなんですねぇ。

電流量が確保されると信号は安定します。なのでシールドを長いものにしても信号の劣化は抑えられます。電流が少なければ劣化は激しく、特に「ハイ落ち」なんてコトが起こっちゃうわけです。

そういうことを考えると、全てのエフェクターを「トゥルーバイパス」にするのはナンセンスだってコト、分かりますよね!?

じゃ、バッファーってどんなトコに入れたらいいんでしょうねぇ。フツーギターから最初に入るエフェクターって「ファズ」とか「ワウ」ですよね。この辺のエフェクターは「ハイインピーダンス」の方がいい音したりするんで、ここにバッファー入れるのはオススメしません。

で、次に来るのが歪み系。俺としてはぜひココにバッファーをかまして欲しい。歪み系のエフェクターは、要は「増幅装置」なんで、ノイズも当然増幅されちゃいます。外部からの信号を拾いやすかったりもします。なんで、ココの前にバッファーを入れて安定させておいて欲しいところ。

そのあとの空間系とかモジュレーション系はトゥルーバイパスにしてもオッケーでしょう。もちろんその前のトコでバッファーがあるというのを前提で、ですけどね。

で、一通りエフェクターを通ったあと、アンプに行くまでの所にもう一度バッファーを入れて欲しいところ。エフェクターで電流を使ってきてる信号に、もう一度活を入れてやる、みたいな感じですかねぇ。

ま、そんな風に入り口と出口にはバッファーを入れたほうが、多分いい結果になるんじゃないかなと思います。

じゃ、トゥルーバイパスの意味って何?って感じがしてきますよね。エフェクターを単体で見たとき、俺はトゥルーバイパスにする意味ってないと思ってます。長いケーブル引き回して、間にバッファーがなければ間違いなく音は劣化しますから。
でもいくつか並べるときは話は別です。バッファーというのはやっぱり「回路」ですから、通せば通すほど本来の音とは違うものになっていくのは間違いありません。トランジスタ・FET・コンデンサなど、通った回路の分だけ色がついちゃいます。だから、通すバッファーの個数は最低限に抑えたいんですよね。そうすると、まぁギターから来てすぐのトコにだけは最低限入れときたいかな、と。

というわけで、現在はいいバッファーを作るのに夢中になってます。


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